世界フィギュアスケート選手権2008・女子フリー

いやーーー今日はもう大変だった。朝から一日結果をうっかり見たり聞いたりしないように徹底してネットもテレビのニュースも見なかったですからね!
他人事ながら画面から各選手の緊張が伝わってきてどきどきしながら見ました。
今年もやっぱり見ながら泣いてしまいましたよ。
真央ちゃんが最初も最初のトリプルアクセルで文字通りすっころんだ時には「ああぁdcれjこtっ!!」っていう言葉にならない声が出ちゃいましたけども。
転倒っていったら普通跳んだ後着氷に失敗して転ぶもんだと思うけど跳ぶ前に滑った・・・いや氷だからもともと滑るんだけど・・・滑って転んでリンクの壁まで飛んでっちゃうんだもん、これはもうびっくりですよ。ありえへんぞ!!とどこからかキム兄の声が聞こえてくるくらいびっくりですよ。心臓とびでる勢いですよ。
あの瞬間、もうだめだーってみんなが思っただろうし普通は思うと思うんですよ。
それなのにその後何事もなかったかのように流れに戻って三回転三回転を完璧に跳んでみせる十七歳の少女よ。
浅田真央は本当の意味で天才ではないかと。思った瞬間。
普通はもうありえない失敗をしてしまったわけだから精神的に動揺もするだろうし、そこでタイミングがずれちゃったりして流れに戻れないと思う。
長嶋級のスターになるね。日本の。間違いない。
でもやっぱりショックだったんだろう、得点が出るまでのあの心細そうな表情、そして得点が出て1位だった時の赤ちゃんみたいな無防備な泣き顔が忘れられません。
優勝。金メダルだもんね!すごい。すごいすごい!って言いながらつられ号泣。
だいたい、今年の世界選手権はみんなへろへろでしたよ。たぶんやっぱ美姫ちゃんが棄権したあたりからもう空気がなんかおかしい空気になっちゃってみんなのみこまれてしまったのかなあ。
そこでヨナちゃんが最後から三番目に滑った時に、空気がふっと変わった感じがしたからやっぱりヨナちゃんはすごい。
でもヨナちゃん腰痛そうな感じだったなあ。毎年世界選手権の時期になると疲労が蓄積されてきちゃうのかな。
やっぱり見ている側としては、両者とも最高の完璧な滑りをしての直接対決が見たいですからね。また来年。とても楽しみです。
そしてメダルは逃しましたが中野選手!!
私は友加里ちゃんと呼んでいますが、なんか、気安くちゃんづけで呼ぶんじゃないわよ的な(あくまでイメージ、勝手なイメージです。)気の強そうな雰囲気がたまらない。
友加里ちゃんすごい。すごすぎ。全く周りに飲まれてない。
あれだけみんな浮き足立ってミス連発している中で一人ノーミス。自己ベストの滑りができるっていう。
一人別格な気がする。技の難易度からいったら三位内に入れないっていうのは順当なのかもしれないけど、でも表彰台にあがってほしかった。中野さんのすごさが際立った。こちらもまた来年が楽しみです。
でも本当、毎回毎回フィギュアスケートを頑張る少女たちを見ているとすごい自分もなんかパワーをもらえる気がして、毎回がんばろう!っていう自分的には異常なくらい前向きになれる。
今回も、真央ちゃんにすごく学んだ。
すごい単純なことだけど、「あきらめない!」っていうことは本当に重要なことだなあと。
もしかしたら、その時自分以外の世界中のみんながあきらめていたとしても、自分が自分をあきらめないことが大切なんだなって。
あと、失敗してもくよくよしない。とか。
そういう言葉は良く聞くけど、あの4分の中であそこまで実際に体現してみせた人はいないんじゃないかなと思います。
すごい。美しいだけじゃない、かわいいだけじゃない、強い!すごいなあ。
ところでフジテレビの煽り文句、毎回ちょっと大げさで装飾過多なような気もしますけど、嫌いじゃないですよ。
今年は、「これから始まるのは、残酷で・・・。世界一美しい物語・・・。」でしたけど、まさに、でしたね。
ナレーターが増田晋さんなのがまた過剰になりすぎず爽やかで良いです。
毎年のフジテレビのタイトルバックのアートワークも好きだし。今年は水の中にインクが溶け出すような効果が綺麗だったな。
っていうか真央ちゃんはいったいいくつ衣装を持ってるの。また四大陸の時とも違っていた!四大陸の時のレッドの衣装は首元にクロス模様に飾りとかついていて二の腕もお姫様みたいな感じだったように思うのですが。
ヨナちゃんも衣装を変えてましたが、元のやつの方がかわいかったりとかして・・・・・。
衣装も楽しみの一つ。
っていうかもう寝ないと。
でも、良かったんじゃないかなあ。真央ちゃんは今年、やっぱりトリプルアクセル決めれないで悔しかったと思うから、来年はきっと決めてくれると思う。そういうモチベーションにつながったんじゃないかなあなんて。