ボーイ・フロム・オズ再演

えーと一昨日見に行ってきました!
すごく素敵だったです。去年よりもさらに良いような気がしました。
この舞台の特に何が良いかというと歌が良いと思います。自分が好きなのは、休憩前の「好きなーことをやるだけさー」という歌*1とか。
離婚とかもろもろで落ち込んでいるピーターがオーストラリアに帰ってきてお母さんと話している間にめきめきとやる気をとりもどす場面で、なんかあのシーンが好きです。
それから、聞くのニ回目だけど「好きなのはー男か女かよくわからない〜」(超うろおぼえ)という歌詞*2はすごいなって思う。
あと「ふるさとはオーストレイリアーだけー」という歌*3が好き。ほかにもいろいろ。
良いすよー。で、今回、二度目見て一番ぐっときたのは実はほんとの最初の場面だったりする。結末を知って見るとあのオープニングがすごく切ないです。実はしょっぱなから泣きました・・・ふふふ・・・あやしいよね・・・最初から泣いててね・・・。むしろラストより感動したかもしれない。
坂本くんは去年よりもさらに役にはまっている気がするし、去年よりずっと楽しそうな感じがする。
自分は坂本くんの歌う声というか歌全体が好きだなあと思いました。
よく考えるとこの舞台はどちらかといえば歌の方がメインでそんなにテクニカルというか複雑なというかダンスはないのでやはりダンスというより歌ですね。
しかし本当紫吹淳さんは顔が小さい。そして手足が細い!長い!きれい!!今年は結構前の方の良い感じの席で見れたのでその美しさたるや圧倒的だった。かわいい超かわいい!!と思って見ていましたよ。舞台に立つ選ばれた人っていうのはきっとこういう人なんだわーと思いました。
ピーターとライザの関係って結構好きです。パンフレットのお二人の対談もなかなか興味深いのですが(坂本くんが紫吹さんに女の子らしい殴り方を聞かれて教えてあげたというエピソードとか。その前は「ナックルを持ってるようなパンチが飛んできてた」らしい。)、その対談でもありましたけど、二人の出会いの場面で、お母さんのジュディにピーターが「その子にそんな言い方するな!」とか急にどなってライザをかばってあげるんですけど、それはやっぱり自分の子供のころのこととかがあって、黙っていられなかったのかなって、で、ジュディはそこでピーターを好きになるんだけど、後年上手くいかなかった結婚生活を振り返って「私たちって兄妹みたいなもの」というような感じで表す場面があったかと思うのですが、まあ上手くまとまらないですけどその辺の微妙な感じ、が好きです。
自分が見に行った回のライザがピーターに怒る場面で、アドリブなのかな? ライザ(紫吹さん)が膝の上に載せたクッションに両肘をついてぷんぷんしていて、ピーター(坂本くん)がさっとクッションを取っちゃったので肘がガクっとなった紫吹さんがとても可愛らしかったです。それを無言で真似してちゃかしたりしてね!
まあとにかく自分はあの舞台ではこのお二人に夢中なのでした。
ブロードウェイ版には初めて出会ったあと二人で踊る場面がなかった(日本版のオリジナル)とパンフレットで読んでびっくり。あって良かった。あそこ好きです。
あと好きだったのがディーの事務所に一番最初に行ったときかな? の、ピーターとグレッグが座っているところかな。グレッグが机に腰掛けてて、ピーターが椅子に座って腕を組んでいるという感じの。なんかあそこは特に絵になるというか、あの雰囲気だけで二人がペアなんだなってわかる。で、あのときの坂本くんの衣装と座り方がとても好きなのです・・・。舞台の好きな場面としてあげるような場面じゃないような気もするけども・・・・。ただ座ってるだけだしね・・・。細かいですね・・・。
どの登場人物も皆好きです。
そして坂本くんは本当に異常なほど真っ赤なピアノとか白いピアノとか木製のピアノとかに乗っかるのが似合う。
最初の場面で、オーストラリアのお店のピアノにすらっと飛び乗って腰掛けたときは心の中で「きたーーーー!!」と叫んでいました。
そんな感じです。すみません。
素敵でした。


あっ、そうだ、それでその日のイノなきで昨日(11月1日)打ち合わせのあと6人そろって焼肉行ったって書いてあって、自分は、「昨日、やきにくかあーーーー☆」という雑念エンタテインメントが舞台を見ている途中にほんのまばたきくらいの間よぎった。
かわいいなあー。かわいいすねえ。

*1:「NOT THE BOY NEXT DOOR」/「ここいら辺りの男とは」

*2:どの曲かよくわからない。たぶん「BI COASTAL」か・・・。

*3:「I STILL CALL AUSTRALIA HOME」/「故郷と呼べるのはオーストラリアだけ」