萩尾望都「エッグ・スタンド」

むかしからすごく好きな漫画のひとつなのですが、「ノー・マンズ・ランド」をみてちょっと思い出したので今日読んでみた。
いや別に内容に共通点はそれほどないのですが・・・・・。「エッグ・スタンド」は第二次世界大戦下のパリが舞台だし。
この漫画は萩尾望都さんの漫画の中でもとても好きだ。萩尾さんの漫画はどれもすごく好きだけど・・・・。
読み返したらやっぱり超名作だった。
描かれたのは約20年前ですが現代の問題にもいろいろと通じるところがあるような・・・・・。
ひとりの少年が出てくるのですけれど・・・・・。
もうぜひぜひ、おすすめです。
これもまた全然関係ないのですが、V6の「ジャスミン」に「咲かない種などはないから〜」という歌詞がありますけど、この曲は別に悪くないと思うけどここの歌詞がどうも好きになれん。
絶対嘘。うそつき!って思う。土の中で芽を出さずに腐って死んでいく種もあるのに、「ない」って言われたその種の立場は。
存在否定かよとか思ってしまう。いや考えすぎというのはわかるんですけど・・・・素直な気持ちで受け止めろってことなんだとは思うんですけど・・・・・。
自分はそんなことは信じられない、むしろ腐って死んでいってしまう種のことを考えてしまう。
つまりそれを愛したいと思う。