「地獄少女 三鼎」第七話うそつき

なかなか面白かったです。
最後まで誰の名前を書いたのかわからない仕掛けになっているところとか。
鷲津くんは傍目に見て正しいことをしているのかもしれないけど、犬尾にとっては、なんとかぎりぎり保っている自分の世界を壊されることになってしまって、恨みが鷲津に向いてしまうっていうのがなんとも救いがない。
中学生とか、それくらいの年ってやっぱり家と学校がほとんど世界の全てだから、『逃げればいい』って言うのは簡単だけど、実際は逃げこむ先すら思いつかないんだろうな・・・。
嘘とか現実逃避くらいしか。
自分のうちは上手くいっていて何も問題はないって思っていたいっていうか。
問題があるっていうことを認めることがつらいっていうか。
最後の犬尾の病みっぷりがなんていうか良かった。
あれ最後、別に地獄少女の力とか借りなくても母親殺しそうだ・・・・。
今週面白かったな。ま、だいちゅうが出てるってのもあるけど!
水島氏はもともと声が爽やかなので病んでる役をやると声とのギャップがまたすごい。
肉をじゅうじゅう焼いてるフライパンを前触れなく投げ捨てるとこが怖かったです。
あの「やめた。」の言い方のさじ加減が良いなあ。
妙に力が抜けててリアル。
だいちゅうの演技良いと思うんだけどなあ。もっとアニメとかに出ると良いなあ。
今『うそつき』っていうサブタイトルを打ってて思ったけど、この話実はギアスと似てるな!
まあ一番の共通点はだいちゅうが病んでるっていうことだけど・・・・。
犬尾がロロで、お母さんがルルーシュで、鷲津が・・・シャーリー・・・? く、苦しいぜ・・・。
それをリアルにやろうと思うとああなるんだな!こわいな!現実!!
いまだになんでもギアスと結びつけて考えてしまう、恐ろしい後遺症です・・・・。
確かにろくでもない母親だけど、犬尾にとってはかけがえのない母親で、過去には父親と三人で楽しい思い出もあったに違いない。
しかし、何度聞いても能登さんの「いっぺん・・・、死んでみる?」は怖い!
そしてかわいいよ!
こういうオムニバスの話って好きです。でも来週は・・・犬がからむみたいだから見ない!っていうか見れない!
http://broadband.biglobe.ne.jp/sp_prg_info/index_jigoku.html