「大化改新」感想、随想

やっと見ました。今日から大河がスタートするし、また准ちゃん出演のSPドラマがやりますし、いい加減見ておかないとだんだん自分の負担になってくるし。
というようなネガティブな動機で見始めましたが、なかなか面白かった。
だけど、ナレーションが超絶にかったるい。と思ったのは私だけか。
せっかくドラマの雰囲気に入り込めたと思った時にすかさず入ってくる説明口調のナレーション・・・。萎えるぜ!
NHKなので仕方ないかもしれないが、ドラマ自体が歴史番組の再現VTRみたいになっちゃうと思うんだけどなあ・・・。ナレーションを入れないようにしてドラマを進めることも不可能じゃないと思うんだが。それかせめて登場人物の誰かにナレーションをやらせるとか。
とはいえ良いなあと思うシーンももちろんありました。
やはり南淵請安仲代達矢)と鎌足のやりとりが一番の盛り上がりを感じた。
あと狩場での入鹿と鎌足の決別のシーン。
入鹿には私利私欲の渦巻く豪族たちの流れが止められなかったんだなあ・・・と思った。蘇我の子息として生まれてしまったために。切ない。渡部篤郎の入鹿は似合ってるなって思った。
ええっとそれからラストシーンですね。ちょっとときめいた(笑)
しかしヒゲはいらないな。それ以前はいいけど、飛鳥に戻ってきてからは。
准ちゃんは24歳ですから、大人っぽく見せるためだろうけど、そんなもんいらん!(笑)
あと実は、見た目十歳以上年齢が離れていそうな鎌足と入鹿が親友(幼馴染?)っていうのもどうよ、と思ったりした。
小栗くん演じる中大兄皇子もやはり斑鳩宮で皇子の遺体を抱えている時が一番美しかった。髪型が厩戸王子(「日出処の天子」の。)ルックですし(笑)
あの格好のまま大化の改新しちゃえよ!(むちゃくちゃなこと言うな。)
やっぱり中大兄は美しくなければ!!という幻想をあらたに心に強く思った。
ところで、いつも思うけど准ちゃんは慟哭の演技が一番萌える。(真剣)
あと、さすが乗馬をやっているだけあって、早馬を飛ばす場面はとても様になっていてかっこよかった。
そんな感じかな。「聖徳太子」、「大化改新」ときて、そしてやはり来年は壬申の乱でしょうか(多大な期待。)
壬申の乱は良いよー・・・・・。大友皇子は誰がやるのかなあ。勝手に夢が膨らむなあ!
ところで、ドラマを見ていたら法隆寺に行きたくなりました。
中学の修学旅行で一度だけ行ったことがある。(と思う。)なんか妙に印象に残ってるあそこは法隆寺なんだろうな、きっと。
いつかのんびり寺社仏閣めぐりがしたいものです。