「工学部・水柿助教授の逡巡」 名づけて・・・アイドルの握手会マジック!!(銀狼怪奇ファイル風)

工学部・水柿助教授の逡巡

工学部・水柿助教授の逡巡

いかにも森節という感じでくすくす笑いつつ読みました。書いてあることはだいたい、かつて森先生のweb上の日記で読んだことがあった出来事なので、むしろ懐かしい感じがした。あっ、これは小説だから事実とは一切関係ないんでした・・・(笑)
98年頃から2001年の日記終了まで、おいらは当時本当に森先生に首ったけでした。
で、あらためてこの小説を読んで、すば・・・じゃなくて、須磨子さん羨ましい!!っていう(笑)。
須磨子さんのポジションって最高じゃん!!とか素直に吐露するとそんな感じです。


ところで、これは以前からかねがね気になっていたことなんですが。
これを期に勇気を出して言ってみようと思う。もう誰かがすでに指摘されてるとは思うんですけど・・・。
第四話、217ページ後半から引用させていただきます。

たまに出張先のホテルで珍しくテレビなどを観ていると、アイドルの誰某の握手会にファンが八万人も押し寄せた、などと平気で報道している。だが、握手をするのに一人一秒で計算しても、一時間に三千六百人しか握手はできない。十時間ぶっ通しで握手をしても三万六千人、両手で同時に別々の人と握手をしても、八万人には時間が足りない。「計算すればわかるだろう」と水柿君はテレビに向かって叫ぶ。

以前、森先生がご自身の日記でも同じようなことを書かれていたのですが、おそらく、ちょうどその時期に「八万人呼び寄せたアイドル」といえば、そう、「嵐」に違いないのです!!
確かデビュー時に握手会をして、東京・大阪会場、各八万人が集まったというニュースがワイドショーで流れたわけで、当時森先生の日記で似たような記述を読んで、私は「あああ、それは違う・・・!」と思った。
一日で八万人と握手する方法があるのです。人類史上、未曾有の恐るべきトリックがそこには隠されているのです・・・!!(無駄な煽り)


森先生はテレビを全くご覧にならないそうなので、デビューしてすぐのアイドルグループなんて知らなくて当然です。世間一般を広く眺めてみても、V6と嵐の区別がつかないひとだって大多数いるわけで・・・。
だから森先生はきっとこの事実を想像もできなかったことでしょう・・・(なんなの、この口調。笑)
そしてそれはいわゆるジャニオタには周知の事実・・・。おそるべきことです。
まあそんな前フリは別になくても良いのですが、つまり、アイドルの誰某=嵐は、5人グループだってことなのです。たぶんそれを森先生がご存知なら、「あ、そうか。」とすぐに気づかれたに違いありません。
つまり、五人で手分けして八万人と握手したのです!
そうすると、握手するのに一人一秒として、一時間で三千六百人、それを五倍するので、一時間で一万八千人。計算上は四時間半で八万人と握手できます。


私はこの握手会には行ってないんですけど、行った友達の話によると上のようなシステムだったそうだ。(in大阪会場)
今調べたら、大阪より前に行われた東京会場では、二人と三人の2グループにブースがわかれていた模様ですね。(で、好きなメンバーのいる方を選べたそうな。えええ!?NEWSの時は選べなかったよ!?自分はやまぴーと握手するのに二回並ばなきゃいけなかったんだぞ!?)
それだと八万人と握手するには十一時間以上かかってしまうな。
とはいえ、朝6時スタートだとしたら、夜までには終わりますから・・・。
って嵐たちはご飯とかいつ食べるんでしょう。(こわい!!)


さらに恐ろしいことですが、大阪のイベントに友達が行った時は、「一人一秒」なんてそんなのん気なものじゃなかったそうです。
「はい、立ち止まらないでください〜立ち止まらないでください〜」と呪文のように唱えるスタッフに背中を押されながらベルトコンベアー式に、ニ宮くんとか相葉くんとかが差し出している手に小走りで一瞬タッチする程度だったとか・・・・。
当時その場にいた方々、どうでしょう。友人が大げさに話してみせただけでしょうか。そうであるといいなあ(涙)
まあでもそのあともう一回並んだそうですが(笑)。
芸能界ではサイン会とか握手会とかのイベント系は動員数を水増しするのが常識だそうで、八万人は多く見積もった数字だと思われます。


はあ・・・・。数年胸にためてきたことが吐き出せて良かった。
しかし今、過去の森先生の日記を調べてみたけれど、私が見たはずの八万人握手会に関する記述が見つかりません。
うーーん。でも読んだ記憶は間違いなくあるんだけどなあ。どこか別の日に書かれているんでしょうか。
っていうか、これ本の感想じゃないな(笑)