「銀河の荒鷲シーフォート ギャラクティックの攻防」

破竹の勢いで読み進めております。
っていうか一体どれだけの少年を手篭めに(それは激しく誤り。)すれば気がすむのだ、シーフォート!そしてまた怪我してぼろぼろになってるし・・・。この人、一体・・・。
そして何より、フィリップとジャリッド!
前作より約十年の月日が流れ、立派な青年になった二人だったが、何!?おまえら付き合ってんのかYO!ていう・・・(笑)
唯一公式でカップルな二人であった。と書くと非公式では誰と誰がカップルなんだ?という意味にとられがちですが、深い意味はありません(笑)。
たしかに、前作であそこまで執念深くジャリッドを追いかけてんのは怪しいと思ったんだよ、フィリップ・・・・。
老年シーフォートの悩みの一つは一人息子が恋人に男を連れてきたことであった・・・(本当の話。)
ああでも本当に好きです、このシリーズ。
「トランニーの叛乱のとき、ぼくは人を殺した。また殺せるさ。特に、P・Tを守るためなら。」
(P・T=フィリップ)・・・・・ジャリッド・・・・(滂沱の涙)
「あなたが……」「……わたしの政府の長なのです」(デレク・カーがシーフォートに言う。)とかもある。
なんかすげーよ、この小説。今に始まったことじゃないけど・・・。
最後には泣かされるし。事務総長のシーフォートを狙うテロとか、対立する教会とか、地球の環境問題、最新鋭の豪華巨大宇宙軍艦<ギャラクティック>とか、またしても怒涛のストーリー展開。これでもか!これでもか!と窮地に立たされるシーフォートが今回も虫の息になりながら立ち向かって行きます。
そして最後の最後に美味しいところで登場するエドガー・トリヴァー!!
まだまだ物語は続くわけで・・・。そして次巻はトリヴァーも出るわけだ・・・。楽しみです。ふふ・・・(あやしげな笑み)


ところであとがきに紹介されている作者の他シリーズ作品、“The Still”。是非翻訳してほしいな・・・・。中世ファンタジー?らしい。真剣に頼む!!ハヤカワ文庫・・・。ハヤカワじゃなくてもいいのですけど。
自分の英語がもう少しマシなら原文で読みたいくらいだが・・・。子供向けならともかく、このレベルの英語はたぶん理解できない。高校生の時ならまだしも、自分どんどん馬鹿になってるからなあ・・・。だから翻訳!翻訳!!