「アルジャーノンに花束を FLOWERS FOR ALGERNON」

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

中学生のとき一度図書館で借りたような記憶があるけど、最後まで読みきれたどうかは覚えてないような感じだったのですが、この間ふと読みたくなって。
もう、したら号泣ですよ(笑)最後の方なんか涙止まらず。
チャーリイが自分に似ている、というか自分そのものだと気づいた時に、自分が今ここでこうしている理由がわかった、自分の欲しいもの、好きだと思うもの、うらやましいと思うこと、それらの動機がある一点に集約されるということがわかって、自分のことがわかった、と思った。それがもうすごく悲しいのです。
自分のことはわかりたくないと思った。
まあそんなことはさておき、ファンタジー、SF、ミステリィ(?)としてもとても面白い。