「黄金勇者ゴルドラン」第13話

先日DVD-BOXを購入したことは書きましたが、最近夜寝る前に細々と見て、やっと13話まできました。自分は13話が死ぬほど大好きだったことを思い出し、身も心も中学生に戻って「ワルター様!!」と熱狂しましたよ。
13話、それは主人公の敵役であるはずのザ・悪者ワルター様が主人公よりも目立ってしまった回・・・(というかこの回の実質主役)
借金苦にあえぐ幼稚園に偶然たどりつき、勘違いから借金を代わりに返してあげる(お金持ちだから。でも気軽に10億円ってどんな金持ち国なんだ、ワルザック共和帝国。)と、幼稚園の夢見がちな先生に『いい人』というレッテルを貼られ、子供たちには何故か好かれ、困りながらもなんとなく温かい心の交流をくりひろげていた、そこへ主人公がやってきて「幼稚園児を人質に取るなんて、なんて卑怯なんだワルター!!」*1とかって勘違いされ、踏んだり蹴ったりなワルター様のある平和な一日を描いた逸品。
『いい者』と『悪者』、主人公と脇役が見事に逆転し、最後のお決まりの戦闘でも、合体して勝利するのがセオリーのところ、合体を解くことで勝利するという逆転現象。お見事。
毎日お散歩コースが決められている、本人は一人のつもりだがお付が多数、信号なんて気にしない、じぃに外出禁止を言い渡される、身代わりがクマのぬいぐるみ、などワルター様の素敵なところがふんだんに散りばめられ、巻き戻し、スローなどを駆使しつつ拝見しました。この回キャラデザの高谷さんだから作画が美しいしね!*2
普段は三枚目だが要所要所で美形キャラであることを思い出す辺りのバランスも良いです。やはりワルター様は私の青春だなあ・・・。
オタクだからねえ・・・・(夕日)ゴルドラン最高!


嗚呼、アニメについて熱く語ってしまった・・・。おお。

*1:ひどい!!ひどすぎる!!

*2:ああ、久しぶりに言ったなあ、この言葉・・・