「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見にいってきた

tsukada2007-09-14

今日はエヴァを見てきました〜!!!
超楽しみにしていて、だからテンション上がってしまい早起きしてしまったということもあるのだった。
期待通り面白かったです。自分は、ビル萌え。第三新東京市萌え。
全体にメカニックが非常にかっこいいです。
そして、12年たって生まれ変わったエヴァ、見る自分も12歳年を取ったということを痛感。
当時、私はリアルタイムでは見てないで(長野県では放送されておらず、セルビデオで見た)もう高校生になっていたのですが、主人公のシンジがものっそい嫌いで、うじうじしてるし、わがままだし生意気だし自分勝手だし気持ち悪いし、それはもうだいっきらいだったんですけども、綾波とアスカが好きで、でもなんかはまりきれない感じだった。
それはやっぱり『エヴァに乗りたかった』からなのかなって、なんでこんな冴えない奴がエヴァに乗ってるんだみたいな、そんな変なライバル心みたいな、『エヴァに乗れること』*1がうらやましいっていうか、そんな、十代特有の、青い感じがあったんだろうなって思います。
しかし今自分が27歳になって見ると、とにかくシンジ君という子は、なんてけなげでなんて優しい子なんだろうなんて、もう自分の目には14歳の男の子、それはつまりHey!Say!7の山田くんとか知念くんとか裕翔くんと同じ年の男の子としか見れないんですな!
突然お父さんに呼ばれて行ってみたらなんか生きてるんだか機械なんだかわからん気持ち悪いの見せられて「これに乗れ!」みたいな、そりゃー無茶だわ。
映画の新しい演出がまたそうさせるのかもしれませんが、シンジがかわいそうで、痛々しくて、どうにか助けてあげたいみたいな、そうやって思える自分が大人になったな・・・・って、それもまた一抹の寂しさ。
同じフィールドにはもういないし、あの頃と同じ気持ちではもう見れない。
何箇所か普通に泣きました。設定とか内容とかだいたい頭に入ってるからわかりやすいし、新劇場版は突き放す感じではなく、非常にオーソドックスに共感しやすく作ってあると思います。
しかしこれからエヴァを見れる人は幸せだな!と思った。 これがエヴァとの初めての出会いだったら、なんて思っただけでぞくぞくする。
綾波はさらに儚く、神々しくさえもある。ニンニクラーメンチャーシュー抜きなんて言わなそう。ちょっち寂しい。
第二弾が今から楽しみです。
とりあえずその前に、買ったまま放置してあるテレビシリーズのDVD BOXを見ようと思っております。
でもなんか、おなじみの場面、おなじみのBGMなどもありなつかしかったな。
永久にこの夏は繰り返されそうだ。
エヴァの舞台は長野県ですよ!(一部)
それなのに当時リアルタイムで(何週間遅れとかでもなく)放送まったくしなかったのがなんとも・・・・・・。
インターネットなんて便利なものはまだ身近になかったので、『東京では放送されてるのに・・・・見たい。ずるい。見たい。』と鬱々としていた記憶があります。雑誌とか見るとみんなは異常に盛り上がってるけど、私全然ついていけないみたいな、なんで自分はこんな田舎に住んでいるのか・・・とか真剣に悩んだりとかして。なつかしいな。今となっては。
しかし1995年ってすごいですね。エヴァGHOST IN THE SHELL攻殻機動隊黄金勇者ゴルドラン、そしてV6がデビューした年。
すげー、1995年、すげー。

*1:=選ばれた、特別な子供