たびたびIZOのこと

たびたびですが、またIZOのことですけどー。
なんかお風呂入りながらいろいろ考えてたらムカムカしてきちゃって!
(以下ネタばれあり、また観劇前もしくは観劇後に読むと著しく舞台のイメージを損なう可能性があります。)




途中で、武市先生に以蔵が、「捨てられるのが怖いんです」的なことを言う場面があるじゃないですか、そこで、「いらなくなったら斬りますか?」(土佐弁は脳内補完で)みたいなことを以蔵さんが聞くんすなあ。
したら武市先生は「わしは人を斬るのは好かん」みたいなこと言うじゃないですか。
これ。これね!
自分が好きじゃないことを人にやらせるんかい。と。
なんか腹立つわー。(自分は以蔵さんの味方なので!)
だいたい、そもそも、暗殺で世の中変えようなんて間違ってると思う!
その時代がどんな時代だったか知らないけども、人を殺さないで世の中変えようとした人だって江戸時代にもいるんじゃないかなあ!
まったく、まったく、まったく!!
以蔵さんはどうして武市先生みたいな人が好きなんだろう。
いや、たぶん以蔵さんは、武市先生が人を斬るのが好きじゃないっていうか苦手っていうか、それをわかってて自分は剣が得意だし武市先生の手となり足となって働きたかったんだと思う。
以蔵さんは最初の最初は安五郎さんの仇がとりたいとか上の人に一泡ふかしたいっていう気持ちがあったのに、途中で武市先生に認められることが一番になっちゃってるし。
なんなんすか武市先生!!
武市先生も武市先生で、利用するなら利用するでもっと上手く利用してあげればいいのに、ただ途中でうっとうしくなっちゃったからほったらかすとか、おまえはしつけに失敗した飼い主かと!
新兵衛さんと義兄弟の契りを交わしたのだって、薩摩と土佐の結びつきをより強いものにするための政治的な意味もあったわけじゃん!?
そういうところとかちゃんと上手いこと説明しときゃあんなことにはならなかったわけですよ。
以蔵さんは好きか嫌いかしかないんだからさあ!
・・・はあはあ。・・・・熱くなってしまったぜ!
いや、まあでも愛だと思うんですよ。愛と憎しみの物語だと思うな。
みっちゃんと一緒に生きるわけにはいかないっていうのは、きっと自分は人殺しだっていう気持ちがあるからで、以蔵さんはみっちゃんを選べなかったと思うけど、
しょーがない、みっちゃんはあきらめるとして、武市先生じゃなくて龍馬か勝海舟にしとけば良かったんじゃない?
途中で乗り換えちゃえ!とかって思うんですけど・・・・。
忠義なのかなあ。なんなんだろうなあ。
ひとりで京に残って土佐の下横目さんを殺害する時も、「先生はまた尊皇攘夷の時代が来るって言ってたもん!」(土佐弁以下略)って信じてるし(そんなこと言いましたっけ?)、先生からの契りのお酒だって言われればそれも鵜呑みにしちゃうし。
最後だって、武市先生へ恨みの一言でも言ってやりゃあいいもんなのに・・・・・。
以蔵さん相当ヤンデレだなあと思うんですけど・・・・・。
ヤンデレ最高!!
時代はヤンデレがきいてます。
話が大幅にそれましたが・・・・・。
まあ何が言いたいかっていうと、愛の物語だなってことです。
武市先生はどうなんだろうなあ・・・・。でも、勝さんの護衛のことだって、石部宿の件の後で、以蔵さんが身分のない面白い国?云々言った後だって、多少は私情挟まってるとこだってあると思うんですよ。おめーおれが好きなんじゃねーのかよっ!みたいな〜。(あの、武市先生のキャラ崩壊してますけど。)
でもほんと、龍馬とか勝先生の方が全然優しいし将来もありそうなのになんで武市先生が好きなんだろ。
・・・・・顔か!!やっぱり顔か! でもこの間私は新兵衛さんがテラ美形なことに気づいて驚きましたよ。
いやっ!別に池田さんと粟根さんがどーとかいうことじゃなくって!!
すみません、ふざけてました。
この間、これから自分が見に行く舞台には田辺さんが出るのだと兄に言ったら「テライケメンじゃん」と言ってましたよ(テラとは言ってない)
ああ、なんかどんどんおかしな感じになってきました。
IZOは、泣ける舞台です。
ありがとうございました。