「レ・ミゼラブル」松本公演

行ってきました。19日の公演です。18日の公演で上演2400回だったそうなので、2401回目ということになります。
まつもと市民芸術館には初めて行きましたがとても綺麗な個性的な建物で。長野県にしては都会的と言わざるをえない。(松本市長野市はどっちが都会か論争という不毛な争いがむかしからある)
レ・ミゼラブルを見るのは、毎年公演があると行けるときに行っているのですが、たぶん三度目なのかな。
真綾ちゃん演じるエポニーヌに毎回感情移入してみてしまい、エポニーヌソロの「On My Own」では毎回泣いてしまいます。
エポニーヌええ子や・・・・。
生い立ちや境遇からすればもっとコゼットに意地悪するような子になっててもおかしくないのに、大好きなマリウスのためにコゼットを助けてあげたり、手紙を届けてあげたり・・・。
最後のマリウスとのかけあいもすごい好きというか切ないです。
でもエポニーヌは幸せなんだっていうのがすごく切ない。
マリウスの腕の中にいるということが、ひとりだけどひとりじゃないっていうことが。
泣いてしまいます。
自分は自分の想いがその人に届かなくても、一途に想いつづけるような人物が出てくると非常に弱くて、一番大好きになってしまう。
しかも真綾ちゃんが演じるというのですからもうそら号泣です。
何度見ても何故か毎回新鮮な気持ちがする「レ・ミゼラブル」です。毎回演者が変わるからかな?
場面転換もストーリー展開も非常にスピーディで、物語はとても暗い面を持っているのに、何度も繰り返されるいるつかのテーマ曲が非常にわかりやすいメロディで純粋に歌いたくなるような曲が多いのもいいのかな。
今回は松本ということでなんと母親と一緒に見に行きましたけどとても楽しかったです。
会場もオペラハウスのような作りで後ろというか上の方の席でしたが見やすかった。
カーテンコールで手を振っている真綾ちゃんがとてもかわいかったです。
一番最初に「レ・ミゼラブル」に出るって聞いた数年前は、なんとなく心配な気持ちがしたものですが、それも今思えばなつかしく、なんとなく貫禄さえ感じられる真綾ちゃんでした。ほんとうにたのもしい。
最近は「黒執事」のシエルとか、あと今度出るファイナルファンタジーの新作の主人公だったりとか、CMで見たらとてもかっこよい感じのしゃべり方だったので、「ダークエンジェル」のジェシカ・アルバみたいな?もうちょっと低い声だったかな。
しかもなんと、今度のエヴァの劇場版の新キャラも真綾ちゃんという。なぞのおさげのめがねっこですよ!!
あああああなんてことだ!!劇場に見に行くのがとても楽しみになりました。
すごい活躍です。頼もしい。
ライブを見ても思いますが、可愛らしい容姿からは想像もつかないくらいのパワーを感じるお方です。